こんにちは、我が家なりの小さい暮らしを発信しているおくまです。

2020年やりたいことリスト100でも書きましたが
今年は食品ロス(食材ロス)を減らしたいと考えています。

そこで実際家庭でできる食品ロス対策を調べて
我が家なりに実践していることをまとめてみました。


 

日本の食品ロスの現状

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政府広報オンラインによると、日本の食品破棄物は年間2,759万トンで
そのうち食べられるのに捨てられる食品(食品)の量は年間643万トンと公開されています。

日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムです。日本では、家計における食費は消費支出の中で4分の1(※3)を占めています。食料自給率(カロリーベース)は38%(※4)で、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。また、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄(※5)しています。
この数字から現状の日本食品ロスは深刻と捉えられます。

家庭からも食品ロスはたくさん出ている

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日本の食品ロス量年間643万トンのうち事業から出ているのは352万トンで
残りの291万トンは家庭から出ていると言われています。

ちなみに事業から出ている食品ロスの352万トンに含まれているのは主に
  • 規格外品
  • 返品
  • 売れ残り
  • 食べ残し

家庭から出ている食品ロスの291万トンに含まれているのは主に
  • 食べ残し
  • 手付かずの食品
  • 皮のむきすぎ
などと言われています。

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家庭系の食品ロスについて、消費者庁が平成29年に徳島県で実施した食品ロス削減に関する実証事業の結果では、まだ食べられるのに捨てた理由として、(1)食べ残し57%、(2)傷んでいた23%、(3)期限切れ11%(賞味期限切れ6%、消費期限切れ5%)の順で多いことが分かりました。
画像・文出典: 政府広報オンライン

家庭でできる食品ロス対策方法

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現状、日本では食品ロスが深刻ということは数字で見てよく分かりましたが
どうしたら家庭内で食品ロス対策ができるのでしょうか。

主な家庭でできる食品ロス対策は以下の通り

  • 買い出し前に冷蔵庫等にある食材を確認する
  • 食材は買いすぎず、必要な分だけ買って食べ切る
  • すぐに使う食品は賞味期限・消費期限が近いものを選ぶ
  • 残った料理、食材はリメイクして食べ切る
  • 一度に食べきれない分は冷凍や乾燥などの工夫をする
  • 消費期限と賞味期限の違いを知る
  • 外食時、食べきれる量だけを注文する 

①買い出し前に冷蔵庫等にある食材を確認する

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買い物をして帰って冷蔵庫を開けたら買ってきたものがあった!
なんてこと多くの人が経験しているのではないでしょうか。

使い切れば問題はないのですが、被ってしまった食材を余らせてしまうケースも少なく
結果、食材ロスに繋がる原因となります。
そこで買い物前に冷蔵庫等にある食材を確認すると効果的。

私は使いきれていなかった食材等がある場合は
買い物行く前に冷蔵庫の中身等をスマホの写真に撮っていきます。 
写真で確認した方が私は分かりやすく、メモを取るよりも手軽で早くとてもおすすめ。

②食材は買いすぎず、必要な分だけ買って食べ切る

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割引になっているから、セットがしたら安くなるからなどなどお得感が先走りすぎて
まとめ買いをしたばっかりに結局食べきれず捨ててしまうことがあります。

必要な分、自分たちが食べられる分を購入して食べ切る方がお得ですし
食品ロスも回避することができます。

③すぐに使う食品は賞味期限・消費期限が近いものを選ぶ

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ほぼ全ての食品には賞味期限・もしくは消費期限が記載されています。
その日のうちに使うようなものは賞味期限や消費期限が長いものを選ぶ必要はなく一番短いものでも大丈夫。
むしろ賞味期限・消費期限が近いものは割引になっているものも多いのでお得にゲットすることができます。

すぐに使うようなものは賞味期限・消費期限が近いものを選べば
消費者側はお得に買うことができ、店舗側も食品ロスが減るのでWIN-WIN。

④残った料理、食材はリメイクして食べ切る

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一度では食べきれない作りすぎた料理はリメイク等をして
食べきる努力をすれば食品ロスは一気に減ります。 

また、毎日同じ料理が続くと家族も飽きてしまうけれど
リメイクをすれば違う料理へと変身するので意外と食いつきが良くなったりします。

リメイクレシピなどは「料理名(食材名) リメイク」と検索すると
たくさん出てくるのでおすすめです。

(↑直接入力し検索することができますので、ぜひご活用ください。)

⑤一度に食べきれない分は冷凍や乾燥などの工夫をする

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使いきれない、中途半端に余らせてしまうなどで食材ロスにつながりそうな時は
冷凍や乾燥をさせて保存すると、そのまま保存しているよりも長く持つので
食材を無駄にすることがなくなります。

我が家は、一週間に一度買い出しに行くのでいつもまとめ買い。
そのため野菜・お肉・お魚どの食材の大半はカットや下味をつけて冷凍保存をしています。
そうすれば小さい子どもがいる現在、料理にかける時間の短縮もできる上
食材ロスも大幅に減らすことができるのでこの方法を取っています。

冷凍保存の場合、食材によりますが多くのものが1ヶ月持つので
冷蔵庫で保存するよりも長持ちするので便利です。

他にもネットやザルを使い天日干しをして干し野菜や果物を作ったりもしています。
これだと食材にもよりますが年単位で保存が可能になります。



⑥消費期限と賞味期限の違いを知る

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多くの食品には必ず賞味期限もしくは消費期限が記載されているのですが
この賞味期限と消費期限は似ているようで意味合いが異なります。
農林水産省のサイトによると賞味期限と消費期限の違いは以下の通り。

消費期限(期限を過ぎたら食べない方がいいんです!)

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。

賞味期限(おいしく食べることができる期限です!)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。 食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。

ただし、消費期限も賞味期限も、袋や容器を開けないで、書かれた通りに保存していた場合の安全やおいしさを約束したものです。一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
ということで、消費期限は期限が過ぎたら食べない方がいいのですが
賞味期限の場合は期限が過ぎても食べられることがほとんどのため
即捨てるという方法でなくてもいいです。

ただ賞味期限も消費期限も期限内に食べてしまうのが一番良いです。

⑦外食時、食べきれる量だけを注文する

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外食時、きちんと食べきれる量だけを注文するだけで食品ロスは大幅に減らすことができます。

我が家の場合は、最初は絶対に食べきれる量かつ少なめに注文。
まだ食べたい、食べたいものがある場合のみ追加注文をしています。

バイキングの際もいっぱいあってあれもこれもいっぱい食べたい!となりますが
少量ずつしか取らないように心がけています。
そうすれば残すこともないし、お腹いっぱいなのに無理して食べることもなくなり
最後まで美味しく楽しい食事の時間になりました。

ついつい家族や友人とご飯に行く時や会社の飲み会などでも多めに頼みがちになりますし
我が家の場合は私の実家がみんな大食いなので多めに頼みたがりますが
私ははっきりそんなに食べられない、必要な時に追加で頼もうと伝えるようにしています。  

食品ロスを減らせば環境も家計も助かる

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食品ロスが発生すれば、集められたゴミ処理にかかるコストもかかるし
ゴミ処理の際に出るCO2、焼却後の灰の埋め立てで環境にも影響が出ます。
家庭内でも本来なら払わなくていいものにお金を払ったことにもなるし
ゴミ袋有料化の地域だとさらに余分にお金がかかります。

しかし、食品ロスを意識して減らせばその分環境にも家計も助かりメリットがたくさん。
我が家もまだまだ食品ロスが気になるので、今年は今までよりも意識して生活をしていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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